株式の持つ権利には、議決権、配当収受権、残余財産分配権があります。 議決権は「経営権」そのものであり、経営意思決定のためには必須のものです。 他方、「配当収受権」と「残余財産分配権」は「財産権」ですが、日常はさほど 価値を有しません。 ところが相続の際には、「財産権」としての価値を一定の算式で 測られることになるため、その承継方法は十分に検討することが必要です。