遺された家族が分割しやすい資産構成を実現
今回は、将来の相続を見据えて、相続人が分割しやすい資産構成にポートフォリオを組み替えた事例をご紹介します。
相談者であるAさんは、50代後半の男性です。ご両親はすでに亡くなっており、奥様と3人のお子さんがいらっしゃいます。
保有不動産は、ご両親から相続した自宅兼賃貸マンション1棟と賃貸アパート1棟、建物に接する私道と底地1つです。負債が資産を上回っている状態でした。
Aさんはご自身の老後や相続に対して不安を抱えており、「次世代へ課題を持ち越すことなく、自分で解決したい」という想いを実現するために、弊社へご相談いただきました。
ポートフォリオの再構成で収支がプラスに好転
資産の分析と検証をおこない、不動産の売却や借入金の返済、今後保有する資産の再構成を実施。その結果、マイナスだった収支がプラスに転じ、相続時に分割しやすいポートフォリオの組み換えに成功しました。
弊社は複数の案をご提案の中で、最終的にAさんが選んだのは、赤字状態だった自宅兼マンション、私道、賃貸アパートの売却。その売却金で借入金を全額返済するとともに、売却金の一部で自宅マンションを購入する。そして余剰金で都内に築浅のレジデンス1棟を購入、さらに不動産小口化商品に複数出資して、それらの収益を生活資金に充当する、という方法です。
Aさんは、これらをご相談から1年半がかりで全て完了することに成功しました。弊社へのご相談前はマイナスだった収支が、毎年500万円以上が手元に残るまでに改善したのです。
弊社がご相談に乗る中でご提案した案や、成功までの流れについて、詳しくは動画内で解説しています。ぜひご視聴ください。
二俣 圭輔
コンサルティング第二事業本部 第三事業部 第一グループ グループ長
教育サービス業のコンサルタント、マンションコンサルタントを経て、青山財産ネットワークスに入社。
底地人/借地人との交渉、土地活用提案、建物保善提案などのサポートを得意とする。
宅地建物取引主任者・管理業務主任者・FP2級・DCプランナー2級
※役職名、内容等は取材時のものです。
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